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リボ払いについて

≪現在問題となっているリボルビング返済方式について≫

リボ払いは、毎月あらかじめ指定した一定額を返済してゆく方式である。回数指定の分割払いが各々の件に個別に指定するものであるのに対し、リボ払いでは各々の件に対してではなく残高全体について、毎月返済することによって合計残高を減らしてゆく。
リボルビング払いの問題点としては、
借入額が増えても毎月の返済額が変わらないため、借金をしているという意識が薄れる。結果、知らず知らずのうちに借入を増やしてしまう。借入額が増えると返済期間が長くなり、利息の負担が激増する。返済総額が分かりにくく、利息の多さが実感できなくなる。
などがあげられる。実際、返済額に対して借入額が多くなると利息ばかり払い続けて元本がほとんど減らないという状況に陥る。消費者金融で多重債務に陥るのは大半がこのケースである。

≪リボ払いとは≫

利用金額に関わらず、毎月一定額を支払う方式。
分割は利用額に応じて支払い額が変わりますが、分割とは違いリボの支払いは一定額で使うほど、返済期間が自動的に延長されます。その間利息がかかります。

≪リボ払いを続けた場合のシミュレーション≫

両方とも実質年率15%で計算

≪分割10回払い≫

支払い回数元金金利手数料返済額残高
127,6003,84631,446272,400
228,0414,08632,100244,386
328,4343,66532,099215,952
428,8603,23932,099187,092
529,2932,80632,099157,799
629,7332,36632,099128,066
730,1791,92032,09997,887
830,6311,46832,09967,256
931,0911,00832,09936,165
1036,16554236,7070


返済総額 \324,946
手数料総額 \24,946



≪元利定額方式で2万円ずつリボ払い≫
支払い回数元金金利手数料返済額残高
113,9516,04920,000286,049
215,7804,22020,000270,269
315,8804,12020,000254,389
416,1223,87820,000238,267
516,4853,51520,000221,782
616,6193,38120,000205,163
716,6193,02620,000188,189
817,1252,87520,000171,064
917,3852,61520,000153,679
1017,8782,12220,000135,801
1117,9242,07620,000117,877
1218,2571,74320,00099,620
1318,4781,52220,00081,142
1418,8001,20020,00032,342
1519,04795320,00043,295
1619,33966120,00023,956
1719,64635420,0004,310
184,310654,3750


返済総額 \344,375
手数料総額 \44,375



分割10回払いの場合

■返済総額 … 324,946円
■手数料総額 … 24,946円



元利定額方式で2万円ずつリボ払いの場合

■返済総額 … 344,375円
■手数料総額 … 44,375円

2つの返済総額(つまり、手数料総額)の差が19,429円
つまり、同じ30万円を支払うローンでも、リボ払いか分割払いかで、支払う総額に2万円近く差が出るということになります。


≪リボ払いの過払い請求について≫

クレジットカードでのリボ払いを利用してお金を借りた(キャッシング)方は、過払い金請求できる可能性があります。
特に、高い利息を取られ、返済が長期に渡っている方は、注意が必要です。


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